ロボットは数値制御をしない
数値制御の場合、それぞれの軸が独立しており、X軸が100.0mm動く指令が出れば、エンコーダにより、Xに100.0mm移動することが保証されている。 一方ロボットはX軸、Y軸、Z軸それぞれの方向に独立した動作機構を持っているわけではない。例えば、X方向に100.0mm動く指令が出た場合、ロボットの全てのモーターに指令が行き、結果としてX方向に100.0mm動く。しかしX軸のエンコーダを持っているわけではないので、その100.0mmは「計算上の」100.0mmであり、100.0mm移動したという保証はされていない。 )ただし、直交ロボットを除く) つまり、CNC工作機械はNC制御を行うが、産業用ロボットは一般的にはNC制御を行わない。 簡単に言えば、常に定規で測りながら動いているのがNC、目隠しで動いているのがロボットと言えよう。 このため、産業用ロボットの精度は繰り返し位置精度という、位置の再現精度で表される。 また、ふつう産業用ロボットは機械加工のような絶対的な位置精度が必要とされる作業には使われない。
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ロボットは条件分岐命令を豊富に持つ
産業用ロボットもCNC工作機械もプログラムを実行していくことで作業を行うことに違いは無い。つまりロボットと言えども産業用ロボットはプログラムに無い動作をすることはない。
しかし、産業用ロボットは自律的に動作することが可能であり、その点がCNC工作機械とは大きく違っている。 具体的に言えば産業用ロボットは条件判断命令を持つ。